歌川広景 お笑い江戸名所

歌川広重だと勘違いして太田記念美術館へ行ってみたらなんと歌川広重の弟子とされる歌川広景の作品で驚きましたが展示を見てきました。

歌川広景は浮世絵を専門とする研究者でさえもどのような作品を描いている絵師かパッと思いつかない知る人ぞ知る無名の浮世絵師で活動期間わずか2年8ヶ月。正体は謎に包まれているとのことでした。自分は今まで太田記念美術館でいろいろと見てきたので、あの作品は広景だったのかと本日見て思うところがありました。広景の作品は面白い瞬間を描いた浮世絵が多いのですが、作品のほとんどが師匠の広重と葛飾北斎の浮世絵をかなり模倣してして驚きました。今の時代では盗作やパクリと言われそうですが浮世絵でハプニングの瞬間ばかり描かれたものはないので、これはこれで広景の個性でいいのではないかと思ってしまいました。この展示にはもう一人の弟子歌川広重の二代目の作品もありました。広景の作品と比べると2代目の作品はとにかく真面目ですごいギャップがあってこれはこれでとても美しい作品でよかったです。2代目の作品展もあったらよいなと思いました。浮世絵でいろんな動物が描かれていますが、広景は犬が好きだったのかかなり野良犬を描いていて、猫は国芳、犬といったら広景でもいいのではないかと思いました。会期が12月14日日曜日までですので興味がありましたら是非行ってみてください。

スタイリスト山邉