伊藤潤二展 誘惑
ホラー漫画家で有名な伊藤潤二さんの個展、「伊藤潤二展 誘惑」を見に芦花公園にある世田谷文学館へ行ってきました。

「富江」と聞いたらわかる方がいらっしゃると思いますが、自分はホラー好きで漫画を結構読んでいましたが、富江は読んだことがありませんでした。伊藤潤二さんはホラーとしては綺麗な絵だなという印象でした。実際原画を見てみるとまた綺麗で、タイトルが「誘惑」だけに見惚れてしまいました。伊藤潤二さんは歯科技工士から漫画家になったとのこと。歯科技工士をやりながら漫画を描いていた時期もあったそうです。そうだからなのか絵を見ていたら細かいタッチの凄さが宇野亞喜良さんやヒグチユウコさんの絵の感じとなんとなく似ているなと思いました。

自分は伊藤潤二さんの漫画を初めて読んだのが「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」という猫がらみで、犬派の伊藤潤二さんが猫派の奥さんをきっかけに猫を飼ってみて心境が変わっていく漫画なのですが、怖い絵にギャグがてんこ盛りで面白い漫画です。猫好きの方は是非読んでみてください。

漫画だからなのか外国の方も多くとても混んでいました。会期はなんと9月1日日曜日までやっています。もうちょっと後の方がゆっくり見られるかもしれません。興味がありましたら是非。
スタイリスト山邉