デ・キリコ展


広告のポスターを見て、ただならぬ絵だな、好きな絵だなと思ったら見たくなり上野の東京都美術館に行ってきました。

昔なんとなく見たような気がしてたら、サルバドール・ダリと勘違いしていたのを今回の展示を見てわかりました。デ・キリコがダリやあまたの芸術家に衝撃を与えていた芸術家だったと知りました。デ・キリコの歪んだ遠近法や一見すると脈絡なく配置されたモチーフを駆使した幻想的な雰囲気をまとった作品や、のちに「形而上絵画」と名付けられた作品を見ていたら、低気圧のせいなのか、自分の体調からなのか、絵画のせいなのかだんだん目がまわり、バス酔いみたいになりました。日本では10年ぶりの大規模な回顧展とのことで、酔いましたが実物を見れてよかったなと思いました。今年はもう一度見に行きたくなる作品が多く、デ・キリコもあの癖のある絵を見にもう一回行ってしまいそうです。興味がありましたら是非行って見てください。

スタイリスト山邉