生誕130年芹沢銈介の世界
初めて駒場東大前にある日本民藝館へ「生誕130年芹沢銈介の世界」を見に行ってきました。
2年前に染色家・柚木沙弥郎さんの展示に行ってとても良かったので、芹沢銈介さんの染物はどうなんだろうといきましたら、なんと芹沢さんは柚木さんの師匠とわかり驚きました。最初、型染の型を切っている動画を見て、字をそのままの形で切り取るわけではなく不思議な形で切っているなと思って作品を見ましたらその理由がわかり、芹沢さん独特の型がおもしろいなと心が引きつけられました。特集展示では柳宗悦さんが「本当の美しさがわかっている」と評した芹沢さんが世界中からあらゆる分野の工芸品を蒐集した品々がありました。芹沢さんが「もうひとつの創造」と呼んでいたというのをみて、たしかに自分の好きな物が作品に繋がっているなと感じました。静岡県に静岡市立芹沢銈介美術館があるとのことで他の作品もたくさん見てみたいなと思いました。会期は11月20日水曜日までやっています。興味がありましたら是非。
スタイリスト山邉