玉蟲-生きた宝石-

X(旧Twitter)を見ていたら玉蟲展というものが開催されているということで面白そうだなと思い本郷三丁目にある文京区教育センターへ行って来ました。

この展示に来て自分の玉蟲の認識が間違えていた事に気付きました。玉蟲というのは普段みる緑色や茶色のカナブンだと思っていましたが、まずこのカナブンから違っていて普段よく目にするのはコガネムシでした。コガネムシとカナブンは一瞬同じように見えますが形が違く、コガネムシの成虫は葉っぱを食べ、幼虫は植物の根を食べてしまう害虫、カナブンの成虫は樹液、幼虫は腐葉土とたい肥で土壌の改善をしてくれる益虫とのこと。コガネムシとカナブンはコガネムシ科、玉蟲はタマムシ科でした。違う事がわかるまで展示されている虫がなんで長細いのばかりなのかと疑問に思ってしまっていました。玉蟲で驚いたのがきらびやかな金属光沢がカナブンやコガネムシとは違う光沢でその金属色の構造は最新の科学技術にも生かされつつあることでした。玉蟲の歴史は長く飛鳥時代には国宝・玉虫厨子がつくられたり、箪笥に入れると着物が増えるという縁起物の言い伝えがあったり、また「吉兆虫」とも呼ばれ良いことが起こる前触れとされていたそうです。玉蟲は見た目の美しさだけでなく人々に幸運をもたらす虫として大切にされてきたのがわかりました。玉蟲は大きさの種類は少なくて小さいサイズの玉蟲が多くて米より小さいようなサイズもあり虫眼鏡かルーペが欲しいなと思いました。会期は10月25日土曜日までやっています。入場無料でもあります。興味がありましたら是非。

スタイリスト山邉