蔦屋重三郎と版元列伝

葛飾北斎の冨嶽三十六景展の後は「蔦屋重三郎と版元列伝展」が始まり、大河ドラマのべらぼうを観ていないので躊躇しましたがX(Twitter)で展示の紹介を見たら世界で太田記念美術館だけが所蔵する東洲斎写楽の作品を9年ぶりに展示するとのことでどうしても実際見てみたく太田記念美術館へ行ってきました。

なんと9年ぶりの写楽の作品はきちんとツイートを読んでいなかった自分がいけないのですが後期展示だったらしく見ることができませんでした。後期を楽しみにします。それでも今年に入って國學院大学博物館での「江戸の本屋さん 板元と庶民文学隆盛」で蔦屋重三郎と葛飾北斎のつながりがあったことを知り、すみだ北斎美術館では「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで〜」で版元たちが北斎をどのようにプロデュースし、どのような作品を世に生み出したかをテーマにした展示を見てきたのでまた違う見方ができて良かったです。写楽の作品は初めてで実際見てみると本当に個性的で、約10か月の短い期間に役者絵その他の作品を版行したのち、忽然と姿を消した謎の絵師と言われているからか余計に際立って見えました。版元西村屋与八と葛飾北斎の関係もわかりやすく解説があり、若いころから目をかけ風景画を描かせていたと知れたり、見たことがなかった作品をみることができてよかったです。会期は前期9月28日月曜日まで、後期10月3日金曜日から11月3日月曜日までやっています。興味がありましたら是非。

スタイリスト山邉