江戸のお仕事ガイド 海で働く、町や大名屋敷で商う

白金台にある港区立郷土歴史館へ「江戸のお仕事ガイド 海で働く、町や大名屋敷で商う」を見に行ってきました。

海に面し、京都や大坂と江戸を結ぶ東海道が通る江戸時代の港区域には、さまざまな仕事をする人びとが暮らし、漁師をはじめ、船や牛を使って荷物を運ぶ人、旅人が立ち寄る茶屋などで働く人のほか、武家を相手に仕事をする人もいたとのこと。展示では、働く人を描いた浮世絵や古文書などから、海や東海道、武家屋敷にかかわる仕事が紹介されていました。港区立郷土歴史館が所蔵している浮世絵が、あまり見ない歌川広重の浮世絵だったり、かなり初摺りに近いと思われる色が綺麗な浮世絵もあり、とても面白く見ることができました。江戸で人気の職業が町火消だったそうで、紹介されているコーナーを見ていたら、江戸の町で町人の火消を担っていた組織がいろは48組に分かれていたという資料がありました。町火消は時代劇「暴れん坊将軍」で「め組」しかないのかと思っていたので、そうだったのかと衝撃を受けました。後で調べたら、「め組」が有名な理由は「め組の喧嘩」という講談や「神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)」という歌舞伎の題材となった有名な事件があったからとのこと。歴史館では歌川国貞の「め組の喧嘩」の浮世絵がありました。なかなか見ない資料が面白くて本当に来てよかったなと思いました。会期は9月23日(水)までやっています。興味がありましたら是非!

スタイリスト山邉