Life展

いわさきちひろの生誕100年にあたる2018年、いわさきちひろと、さまざまな分野で活躍する7組の作家が「Life」をテーマにコラボレートしたLife展、『着るをたのしむ spoken words project』がちひろ美術館・東京で開催されています。

デザイナーの飛田正浩さんの「ちひろ×spoken words project コレクション2018」にcirque主宰の茅根がヘアメイクを担当しています。

今回オープニング・レセプションへ行かせていただく機会があり、ちひろ美術館へ行ってきました。

ちひろさんの水彩画は淡い、柔らかい、優しいイメージがありましたが、実際の作品からは母親の強さのような芯の強さとパワーを感じました。

飛田さんのお話でちひろさんの上品さや、洋服を作ったり、上質な洋服に手を加えて長く大切に着ていた事などを聞いて、母方の祖母を思い出しました。祖母は東京のお屋敷に丁稚奉公していました。裁縫や編み物はお手の物。東京での暮らしの中で上質なものやお洒落など色々見てきたのだと思います。祖母はどこか上品さというか雰囲気がありました。ちひろさんの実際着ていた洋服や写真を見たときに、感じたのは祖母のことだったんだと気づき、少し胸が熱くなりました。

会期中spoken words projectによるワークショップや松本 猛さん(ちひろさんの息子さん)のギャラリートークなどイベントがあるようです。

会期は7月22日日曜日までやっています。興味ありましたら是非。

スタイリスト山邉