宇野亞喜良展

展覧会があると知ってから楽しみにしていた「宇野亞喜良展」を見に東京オペラシティ アートギャラリーへ行ってきました。

小さい頃からなんとなく見たことがあり、インパクトある女性の絵の人だなと思っていましたが、古本屋で見つけたやなせたかしさんの詩集の表紙、挿絵を見て絵とその世界観がいいなと思っていました。初めての展覧会は今までいろんな展覧会を見てきましたが一番衝撃を受けました。何処影のある暗い部分を感じるエドワード・ゴーリーのような、ベルセルクのような世界観、60年代に手かげたアニメーション映画が3本あったのですが本当に良くて、この時代にこんなすごいものがあったなんてと見入ってしまいました。外国の少女や女性の絵のイメージしかなかったので、展示の雑誌やポスターでの時代劇のワンシーンであろう侍や歌舞伎の描写に衝撃を受けました。90歳を迎えもなお創作し続ける宇野亞喜良さんの独特の個性の芸術は最後まで刺激を受けまくった展覧会でした。会期は6月16日日曜日までやっています。自分はもう一度見に行こうと思っています。興味がありましたら是非。

スタイリスト山邉