キース・ヘリング展

キース・ヘリング展を見に森アーツギャラリーセンターへ行ってきました。

キース・ヘリングの絵はTシャツや何処かで見たことがある程度でヘリングの活躍を知りませんでした。ヘリングが駆け抜けた31年間の生涯のうち創作活動期間は10年程だったそうです。1980年代初頭にニューヨークの地下鉄駅構内で、使用されていない広告板を使ったサブウェイ・ドローイングと呼ばれるプロジェクトで脚光を浴び、アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアと共にカルチャーシーンを牽引し国際的に高い評価を受け、日本を含む世界中での壁画制作やワークショップの開催、HIV・エイズ予防啓発運動や児童福祉活動を積極的に展開したことを知りました。展示の中で死を意識している言葉をみたのもありますが、シンプルな絵でも力強く気持ちが伝わってきました。今回この展示に来てキース・ヘリングを知ることができて本当に良かったなと思いました。山梨県の八ヶ岳小淵沢に中村キース・ヘリング美術館があることも知りました。キース・ヘリングが生きた80年代混沌としたニューヨークと大都市のエネルギーを象徴する「闇と光」を空間のコンセプトにした美術館も行って見てみたいなと思いました。会期は2月25日日曜日までやっています。興味がありましたら是非見に行ってみてください。

スタイリスト山邉