たらふくもなか

2月22日は「猫の日」です。去年は豪徳寺近くにある和菓子屋まほろ堂蒼月さんの「まねきねこどら」をいただきましたので、今年はご存じの方が多いと思いますが、招き猫が寝そべっている形のもなか「たらふくもなか」を求めて本店がある錦糸町へ行ってきました。

江東橋公園向かいにある御菓子司 白樺 本店は昔ながらの東京下町のお店で、毎日丁寧に手作りすること。手仕事の暖かさを大切にしているという白樺さんでたらふくもなかを購入している際、奥にちらっと職人さん達が見えて手作りの真剣さが伝わってきました。

「たらふくもなか」に使用されているのは、そのおいしさと、希少性の高さから「白いダイヤ」と呼ばれる北海道産の白小豆とのこと。炊きあげると黄金色の餡になる白小豆は、小豆の餡子の味とはまた違う味わいのおいしさです。ネットや錦糸町駅中の錦糸町テルミナでも購入できますが、興味がありましたら是非本店へ行ってみてください。

スタイリスト山邉

追記

去年、渋谷区立松濤美術館へ「エドワード・ゴーリーを巡る旅」を見に行き、調べてみたらエドワード・ゴーリーが愛猫家と知りました。そのときは気がつかなかったのですが、X(旧Twitter)でエドワード・ゴーリーの誕生日が2月22日ということが載っていて驚きました。彼の本では子供も大人もみんなひどい目に遭いますが、猫だけは必ず幸せ。生涯独身で、軍隊時代以外のほとんどの時間を猫とともに暮らしたというエドワード・ゴーリー。自分が日本の猫の日生まれだと知ったら喜んだかもしれません。