西洋カブ コールラビ

以前 alice daisy rose の展示会に行った際、黒田さんのガーデニングを拝見させていただいたときに、植物がほとんどですがカブがあり驚きました。カブかどうか聞いてみると西洋カブとのこと。昔読んだ「大きなかぶ」に似ていてカブも色んなカブがあるんだなと思いました。11月初めに恵比寿のYAECAで開催された「CADAN」で茅根さんが西洋カブが入った鉢を購入されてきて、西洋カブの名前はコールラビということがわかりました。

コールラビは地中海沿岸原産のアブラナ科の野菜でヨーロッパでは古くから煮込み料理やスープなどとして食卓によくのぼる野菜のひとつだそうです。キャベツを品種改良したもので、コールは「キャベツ」、ラビは「かぶ」を意味するそうです。ほんのりとした甘みを持ち、キャベツやブロッコリーの芯のような味で、生でも食べる事ができシャキッとした食感とみずみずしい歯ごたえが特徴とのこと。大きく育てたら自分が食べることになり、食べるとしたら生も食べてみたかったのですが、最近やっと寒くなってきたのでポトフで食べてみることにしました。

昔お店で食べたポトフみたいになったらいいなと思いながら作ってみましたが、再現とまではいきませんでした。それでもシンプルで美味しいポトフになりました。

コールラビはやはり日本のかぶを思いながら食べると全然違ってかぶの味はほんのりしますが煮込んでも結構歯応えがあり、その後もう少し味も染み込んでやわらかくなりましたが、大根みたいだなと思いました。日本ではまだ馴染みのない野菜だそうですので、見つけたらまた食べてみようと思います。皆さんもコールラビ見つけたら是非食べてみてください。

スタイリスト山邉